乗継便ネット特集
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同じトレーにパンヤサラダ、デザートの果物など冷たい食品ものっているのに、どうやって1皿だけを温めているのだろうか、と不思議に思ったことはないだろうか。この温かい料理、つまりメインディッシュのお皿は「アントレ」と呼ばれている。アントレの下にはあらかじめ加熱板が敷いてあり、トレーを収納しているカードごと、ある一定の温度で温めると、アントレだけが特に高温になり、温かい料理ができるというわけだ。もっとも、この加熱板は最近になって登場したもので、これが導入される前は、客室乗務員がすべてのトレーからアントレだけをひとつひとつとり出し、数個ずつオーブンに入れて温めるという、大変な作業をやっていたのだ。乗客が500人いれば500個のアントレを出し入れしなければならない。準備にも時間がかがるため、早く食事にありつける人とあとまわしにされている人との時間差も相当なものになる。機内はおいしそうな匂いで満たされているのに、自分の食事がなかなか届かないときの苛だち…皆さんも経験があるのではないだろうか。加熱板が登場してからは、こうした乗客の不満もある程度解消されてきた。